千葉県柏市は「市墓地等の経営の許可等条例」を6月の定例議会で改正すると発表した。

条例改正案は、現行では市内の宗教法人の自己所有地であれば墓地の設置は認められているが、改正後は、境内地内か境内地続きに限定するというもの。
また、住宅や学校、保育所、病院などから100m(現行50m)離れていることも条例に盛り込まれる。


近隣の我孫子市流山市松戸市では既に規制を強化していたため、柏市に墓地開発計画が集中。
2008年には8件の計画が浮上してきたため、同市は規制強化の早急な対応に迫られていた。
市の調査によると、市内の墓地には5,000区画程度の空きがあることが分かったため、これからも十分に需要に応えられると判断し、開発規制に踏み切ったという。