宮崎県宮崎市、南部墓地公園で年間管理料を徴収

宮崎市は、10月完成予定の南部墓地公園の利用者から管理費を徴収する。
これは、墓地を持つ人持たない人を区別し受益者負担を明確化するという目的と、年間管理料を徴収することで墓所が維持管理されていくという安心を市民に享受するためだという。


市内には現在11の市営墓地があるが、年間管理料を徴収するのは初のケースとなる。
約4,300区画を有する南部墓地公園は、3タイプ5パターンの墓所が用意されており、年間管理料もそれぞれに異なる設定がされている。
和洋式墓地、 4,700円。芝墓地、5,400円。納骨堂は3つのパターンがあり、上が祭壇で下がカロートの「世帯式」は、4,900円。
コインロッカー様式の「個人式」は、3,900円。
カードを挿入しバックヤードから墓所を呼び出す方式の「自動搬送式」は、5,000円となっている。
次世代が管理し易い方法をと検討し、さまざまなバリエーションの墓所を揃えた。


10月の完成後、現地見学会を実施し申し込みを受け付けていくという。今後は、既存霊園もリニューアル整備する中で、霊園ごとの事情を考え併せながら年間管理料についても検討していく予定だ。