新居浜で合葬式墓地整備 家族関係変化が影響

【引用】:愛媛新聞社ONLINE(2009/12/11付)


  新居浜市は10日、市営平尾墓園(同市観音原)内に合葬式の屋内納骨施設を整備するための条例改正案を、12月定例市議会に追加上程した。2010年4月開設予定で市環境保全課によると、公営の合葬式墓地は県内初。
 少子化や家庭環境の変化などに伴い、合葬式墓地は寺院などを中心に増えており、高松市などの自治体でも新しい埋葬形態として導入している。
 新居浜市は永代供養3776区画(1区画3・3平方メートル)を備える平尾墓園の残区画減に伴い、07年ごろ新墓地の検討を開始。
 納骨施設の整備事業費は1億3千万円。鉄筋コンクリート平屋延べ床面積約175平方メートル、ロッカー式納骨壇を設置し最大1500体分の骨つぼを収容する。申請利用期間(最大25年)を過ぎると、地下の合葬室にまとめて遺骨を埋葬する。


【引用】:愛媛新聞社ONLINE(2009/12/11付)