6月「いいお墓」サポートデスクだより

 先日、家電量販店に行って、気付いたことがありました。それは、例年より扇風機の種類が多く、売り場スペースも広く取られているということです。
また、夏の電力不足が懸念されているためか電池や充電式の製品なども多く、さまざまな機能やデザインが取り揃えられていることにも驚かされました。

● お墓は二つあってもよい?!
「先日、妻が他界したが、私たち夫婦には子供がありません。亡き妻の『自分(妻)が生まれ育った土地の近くに埋葬して欲しい』という遺言を叶えるため、妻の実家近くに永代供養墓を探し、そこに納骨しようと考えていた。しかし、私の親族が先祖のお墓のある霊園内に墓所を確保してくれていたため、霊園にお墓を建立することになった。普通のお墓と永代供養墓を二つ持っていても問題はないのでしょうか。また、妻の遺骨はそれぞれに納骨できるのでしょうか」というご相談がありました。
「法的に、お墓を二つ建てること、ご遺骨を分骨して納骨することは問題ありません」とお伝えしました。その上で、「霊園にお墓を建てられるということですが、承継の問題が出てくると思います。今後のためにも、ご親族の方々とお話合いをされておいてはいかがでしょうか」とアドバイスをさせていただきました。
霊園の条件によって異なりますが、承継者がいらっしゃらないとお墓を建てられない(購入できない)ところもあります。承継者がいらっしゃらない場合には、お墓選びの際に確認をされておくとよいでしょう。




◎ちょっと気になる電話
「改葬を考えているのだが、知人に聞いたら故人の死亡年月日などが必要だといわれた。しかし、記録がない先祖がいる場合はどうすればよいか」とのことでした。お調べしたところ、『不詳』という記載で対応してくれるとのことでした。