10月「いいお墓」サポートデスクだより

 東北にある母の実家で、祖父の23回忌の法要がありました。親戚が集まり、いろいろな昔話をする中で、私の兄が買ったばかりの仏壇によじ登って壊したという話になりました。そのことは母も父も知らなかったようで、幼かったため本人も覚えていないとのこと。従兄たちは、幼ないとはいえ仏壇を壊したのに、祖父母から怒られなかった兄を当時妬ましく思い、今でも忘れられないと笑いながら言っていました。私は、修理にいくらかかったのだろう? と気になりました。 


● お墓が倒れているのを直すにはいくらかかる?
 「2年ぶりに祖母のお墓参りに行ったら、震災の影響でお墓が倒れたままだった。旦那と二人で動かそうとしても無理だったので、どうしようかと思って……」というご相談がありました。ご相談者は、東日本大震災の影響で、まだお墓が倒れている状態のままであり、とてもショックを受けていらっしゃいました。お墓の承継者は伯父さんになるようなのですが、体調が悪いので、おばあちゃん子だった孫であるご相談者が直したいというご希望でした。
 墓地には、指定の石材店が決まっていることがあることを伝え、「まずは、管理者に確認をしてみてはいかがでしょうか。その上で、継承者である伯父さんと話し合っておくとよいのでは」とお伝えしました。また、ただ倒れているだけと見えても、実際には亀裂があったり、補強が必要だったりする場合もあるので、プロである石材店の方に見てもらうことをお勧めしました。



私の友人は、お盆休みに台湾に行ってきたそうです。左の写真の建物は、「阿妹茶酒館」といって、『千と千尋の神隠し』のモチーフになった茶芸館とのことでした。
また、謎の(?)美人占い師さんに占ってもらったり、おいしい食事をしてきたとの話でした。


◎ちょっと気になる電話
将来のために墓地を探されていて、私どもで石材店をいくつかご紹介したお客さまよりご連絡がありました。ある石材店さんが、アポイントを取らないままにお客さま宅へ伺い、お留守だったお客さまの家の玄関に、資料の入った封筒を会社名が目立つように置いていったとのことでした。
石材店さんとしては、分かりやすくするために目立つように置いていかれたようなのですが、その封筒を見たご近所の方からご家族に何かあったのかと何件も連絡が入ったようです。高齢でご入院中の家族がいて、ご近所からの連絡に何ともいえない気持ちになってしまい、しばらくお墓探しをやめようと思うというご連絡をいただきました。
私どもでは、その石材店さんに連絡をして、お客さまからのお話をお伝えし、お客さまの事情もあることを常にご配慮いただいてご対応いただけるようにお話をさせていただきました。