4月「いいお墓」サポートデスクだより

 春になり、東京ではスギ花粉が飛び始めたとニュースになっています。今年は昨年より花粉の量は少ないといわれていますが、社内や電車の中でも、くしゃみをしたり、鼻をかんでいる人の姿も目立ってきています。私も花粉症なのですが、症状が軽いのでまだ実感がありませんが、対策のためそろそろマスクをしようかなと思っています。


● 石材の放射能影響について
「お墓を建てようと考えているのだが、福島に住んでいて地元の石を使いたいと思っている。しかし、放射能汚染のさまざまな噂を聞くと心配になる。実際のところはどうなのだろうか」というお問い合わせがありました。
 「一般社団法人日本石材産業協会(東京)では、石材に対する放射能の影響を応用理学の技術士に確認されていて『放射能物質が付着したとしてもお墓の製品については、水洗いすれば除去される』との見解を得て、石材の放射汚染に関するお問い合わせに対してそのように回答をされています。」とお伝えしました。
 石材の放射能影響についてのお問い合わせを受けたことで、地震の影響はまだまだいたるところにあるのだと改めて思いました。


● 雪国でのお墓参り
 先日、雪国の墓石店さんとお話をした時に、お伺いした話です。
 積雪の多い地域では、お墓はすっぽりと雪に覆われてしまいます。ご家族の方がお参りの時にお墓や周りの雪かきをするそうなのですが、竿石に積もった雪を下ろす際に、シャベルで石を傷つけてしまったり、欠けさせてしまうことがあるようです。雪国でお墓を守るということは、本当に大変なのだなと思いました。ちなみに、雪に覆われている時期は、ほとんど納骨はされないとおっしゃっていました。



春は出会いと別れの季節。油断していると花も次々に咲いては入れ替わっていきますね。


◎ちょっと気になる電話
「映画制作会社からのお電話でした。「戦時中の話で、兄が戦争で若くして弟を亡くしたのを機に分家し、自分で弟を納骨するお墓を建てるという設定なのですが、実際にありえることなのでしょうか」という質問でした。「さまざまなケースがありますので、ありえなくはないのでは」とお答えしました。